*南極旅行準備編

* 出発の十日ほど前(月曜日)に,息子が風邪をひいてダウン。マラソン大会に備えて,日曜日に運動場を10周もさせたのが原因だと思った。しかし,職場でもインフルエンザが流行しだし,日増しに欠席者が増える。わりと早いうちは,「早めにインフルエンザに罹っておけば治ったころ旅行に行けるだろう」と考えていたが,直前になってもインフルエンザに罹る気配がない。・・・ということで,旅行直前までは,普段あまりしないうがいやら手洗いやらをしっかりやった上,マスクまで装着と完全防備。さらには,保険の利かないインフルエンザ予防薬タミフル(一錠1,010円)を5錠,しめて5,050円分を5日間飲むことにした。高いものについたが,旅行に行けないことを思えば安い買い物か??


         さまざまな形を見せる流氷(青っぽいほど古いものらしい)

* 南極旅行が決まってから,インターネットでいろいろと調べた。もちろん,行くコースを地図上で確認も行ったわけだが,ゾディアック(ゴムボート)で上陸するのはどうも南極半島ではなくて近辺の島ばかりだ。南極半島へはゾディアックでのクルージングのみで上陸できないのでは!?パンフレットで調べてみると,南極半島へは『上陸』ではなくて『案内』となっている。それで,出発直前に添乗員の方に尋ねてみると,「島なんだけど氷河で繋がっているので,大陸とみなす。」なんてことを言われた。がくぅ〜〜!南極大陸に上陸するために高いお金を出したのに〜〜。超ショク!!こんなのだったらキャンセルしてでも上陸できる船にしたい。と思ってもみたが,リフレッシュ休暇を取れるのは今年しかないし,来年など先のことは読めない。しかも,かなりのキャンセル料を取られる。まあ,眼前に広がる南極の大地を見て,よしとするしかないのか・・・。
 (これは,結果的には大逆転が待っている!!)




* リフレッシュ休暇をいただくと,それに伴ってリフレッシュ活動助成金という補助を受けられる。ところが,よく聞くとリフレッシュ休暇の有効期間は1月1日から12月31日までなのに対して,リフレッシュ活動助成金の期間は4月1日から3月31日までということになっているらしい。つまり,1月1日から3月31日までに行くようなツアーには活動助成金の対象にならないらしい。そんなの聞いていない!!こんなおかしな話はないと県の福利課に電話して抗議した。担当は,とても声のかわいらしい女性が対応してくれた。1時間くらいつべこべ言ったが,結局,「領収書の日付は,行く前までにお金を納めるのだからOK。4月1日以降に行ったということにすればいいということに。」まあ,これでいけるのかどうだか?今から心配だ。まあ,どうしてもダメな場合は他の旅行に行けばいいだけの話だが・・・。

* 今回の旅行をするに当たって,その準備は専らインターネットや図書館で借りた数冊の本に大きく頼った。(はっきり言って,旅行会社からの情報は,直前にしかもらえなかったし,皆無というかほとんど参考にならなかった。)特にインターネットでは,南極にかつて行った人たちが開いているホームページがいくつかあり,大いに参考にさせてもらった。必要なものや気をつけなければいけないことなどが具体的に分かりやすく知らせてくれたので,大変助かった。写真や地図なども大いに役立った。(旅行そのものについても,より料金の安いツアーなども探してみたが,日数やアクセスの条件などが合わず,今回はJTBのものにさせてもらったが・・・。)
 そして,準備物をそろえたり,あれやこれやと旅行に行った時のことを想像したり,はたまた本当に南極に行くことなんてできるのだろうかと不安になったりすることなどが,(今となっては)結局,大いに楽しめたように思う。

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