
《第5日目》1月30日(月)
夕べ,船酔いの薬を飲んでいて正解だった。まあ,予想していたのと比べれば全然揺れてないのだが,それでも気分が悪くなることを思えば・・・。
7:30頃に起き,シャワーをしながら足で洗濯をした。部屋のスペースに比べると,本当にシャワースペースは狭い。今までたまっていた洗濯を初めてしたが,干すスペースを考えると全部はできなかった。
ARさんたちと一緒に食事でもしようかと思ったが,知らせてもらって書いていた部屋番号をメモした紙をどうも無くしたらしい。仕方なく一人で朝食を摂った。
その後,たまたまARさんと会うことができ,部屋に入れてもらった。何とクラス最高の部屋でスカイデッキにある。いい部屋を取っているわりに,人が丸く,キザな所やイヤミな所が微塵も無い。とてもいい方だ。
そして,ARさんと会って,もう一ついいことがあった。それは,ジャグジープールが開放されているということを聞いたことだ。早速ジャグジーを使ってみたが,3つあるジャグジープールを誰一人として使っていない。つまり,3つとも独り占め状態だ。(ARさんは,水着を持っていないということで遠慮された。)デセプション島での温泉はダメということで残念だったが,これで十分満足だ。露天だし・・・。部屋にはバスタブが無いが,これで十分まかなえる。
貸し切り状態のジャグジーを楽しむ
初めはレクチャーを聴くつもりだったが,それをさぼったからこそ得られる満足感だろう。
さぼりついでに,2つ目のレクチャーもさぼり,船内の探索兼写真・ビデオ撮影をした。船首でジョージア州の女性と知り合いになり,下手な英語を何とか使い会話した。波も風もなく,とても穏やかだ。少し晴れ間も見えだした。手袋なしでも大丈夫なくらいの暖かさだ。ドレーク海峡まっただ中なのに,徳島の寒い日とほとんど変わらない。
部屋に戻って,ビールを飲みながら日記を書いた。
昼食は一人でコースを食べに行った。途中から四国巡礼を5〜6回もやっているという神戸の女性と同席となった。やはり世間には,いろいろな人がいるものだ。昼食は,意外と時間がかかった。
13:00〜14:00までは昼寝をした。
14:00からレクチャーがある。午前中の2つのレクチャーは欠席したので,次こそはと思ったが,暗い中での講義ということで,とても眠たくてず〜っと寝ていた。(コックリコックリ)
まだまだ眠いのはやまやまだが,次の第4レクチャーだけは,しっかりと聞いておかなくてはならない。なぜならゾディアック乗船に関するものだから・・・。その中で最大の収穫は,懸念していた南極大陸上陸は可能だと聞いたことだ。やった〜!
その後,昨日と同じようにピアノを弾かせてもらった。初めはハウリングを起こしたり,途中でチャチャが入ったりしたが,ピアノを弾けるのは嬉しいことだ。今日は,録画しながら弾くことができた。また,他の旅行会社の女性の通訳もすることができた。何となく優越感(自己満足)。
今夜はスーツに着替え,昨夜と同じようにみんなで夕食を摂ったが,やはりドレスアップすると何か品格が上がる気がする。
さっそくコース料理です
17:45からの歓迎レセプションは,期待していたほど大したものではなかった。その後のショーはすばらしかったが,何せ眠くて眠くて・・。
部屋に戻って,MDを聞きながらシャワーを浴び,2回目の洗濯をした。
その後,今日のの日記を書いた。今からカメラの手入れとはがきの宛名書きをしなければいけないのだが,できるかな・・・。眠い・・・。しかも,明日から本格的に観光も始まる。それにしても,魔のドレーク海峡が揺れない!
揺れないドレーク海峡に沈む夕日(なかかな沈まない!)