
《第4日目》1月29日(日)
日本とは時差が12時間。昼と夜が全く逆である。
朝,6:30頃目が覚める。習慣とはおそろしいものだ。もう一度寝直して7:40頃起きた。すぐに身支度をして,8:00頃ARさんと一緒に朝食をとった。ARさんとは最初に会った時から何となく相性が合いそうな気がする。
その後,一人で散歩しながらビデオとカメラ撮影。少し寒いが寒すぎず,むしろ心地いいさわやかな寒さ。急勾配なため,それがいい運動になるし,見晴らしも良くなる。
世界最南端の街ウシュアイア(丘の上から) こちらは真夏だというのに山頂には雪をかぶっている
10:00前に荷物を出し,チェックアウトを済ました。昨夜,確かに国際電話をしたはずなのにお金は必要無かった。ラッキー!
再びARさんと商店の集まる通りへ。船内では酒などが高くつくと聞いたため,ビールやつまみを大量に買った。ウシュアイアは物価が安く,日本の約二分の一から三分の一といったところか・・・。
少し時間があったので,再び一人でたくさん写真を撮った。
10:30からは,みんなで食事に出かけた。カニのスープとカニのメインディッシュ。初めはあまり期待していなかったのだが,スープの味の良さとカニの量の多さに感激。日本ならば,あれだけの量ならかなり高いものにつくだろう。(まあ,今回の旅行そのものがかなり高くついているのだが・・・。)
後方に浮かぶ船にて南極へ
13:30にいよいよ乗船した。窓は無いが,十分に広い部屋。湯船が無いのはつらいが,そこはジャグジーでまかなえるだろう。何せ,これからは荷物を持ち運びしなくていいので助かる。
その後,少し船の外に出て,写真を撮る。
ウシュアイアの港
15:45から乗船説明会に出る。私たち11名のグループを含め,日本からは87名の参加者がいるらしいが,やはり年輩の方たちばかりだ。(ちょっと残念)
17:30からは,避難訓練を行ったが,僕の部屋のグループは,ほとんど日本の人がいなかった。
18:15から夕食をみんなで一緒にとったが,いきなりコースのいい料理だった。
夕食中の19:30頃よりの出港となった。周りの風景は,とても見応えのあるすばらしいものである。風もなく波もなくとても穏やかな中での出港。
いざ出発!
歓迎会は見逃したが,早速船の中にあるピアノを弾かせてもらった。(練習不足と緊張のためにあまり指が回らなかったが・・・。)
夜,あちこちを歩き回ったり,本を読んだりした。10:00頃になり,ようやく暗くなってきた。12:00を回って船が少し揺れ出した。そろそろ眠くなり,寝た。