*南極旅行日記<BR>   ・第 1日目1月26日(木)

《第2日目》1月27日(金)

 空港までは甥っ子が送っていってくれることになっていたので,朝はゆくり寝ようと思っていたが,やはり,7時前には目が覚めてしまった。まあ,朝食を食べた後はテレビを見ながらごろごろしていたのだが・・・。
 10:00に家を出たが,10:30には伊丹空港に着いた。11:00に受付をし,航空券をもらったが,他の人と対面すると思いきや,誰とも会わず,挨拶もせず,個人で勝手に飛行機に乗れというので,肩すかしをくらったようだった。まあ,その分,気楽でいいのだが・・・。

 12:30くらいに伊丹空港発に乗ったが,どうもセキュリティーチェックが面倒くさい。特にフィルムがX線に感光するかも知れないということで,いちいちバッグから出して,ハンディー検査をしなければならない。
 13:30頃には羽田空港に着いた。14:00発成田行きのリムジンバスに乗ったが,ここで少し後悔。バッグを荷物入れに預けたため,充電器が壊れてしまった。
 15:20頃に成田空港に着いた。まず先に,宅急便で送っていたスーツケースを受け取ったが,ビニールクッションで包んでいるやつなんかほとんどなかった。裸のままでも大丈夫だったわけだ。
 ナップサックの小物をスーツケースに少し入れ換えたが,添乗員さんに放っておかれた。少し心細くもなった。出国審査は,いつも妙な緊張感におそわれる。
 ここで米ドル420$を50034円で換金した。16:50に搭乗口に集合だったが,早めに集まった。
 リムジンバスでもそうだったが,ここでも同行者のARさんという方と仲よくなれた。彼は年上だが(58歳と言っていた),この旅行では,全てクラス上を希望され,400万円も使われたとのこと・・・う〜金持ちは違う!

 今回の旅行では,トラブル続きだが,ロス・アンジェルス行きの飛行機でも,1時間近く待たされた。とほ〜!

 機内では,隣にすわった広島の方と話こんだ。彼女はかなり年輩だが,いろいろと旅慣れしているようだった。

 出発はかなり遅れたが,強い偏西風に乗り(そのために,かなり揺れたが・・・),ほぼ予定通りにロス・アンジェルス空港に到着した。飛行時間8時間30分。機内では,昨夜の麻雀の疲れもあってかよく眠れた。

ーーーーーーここからは,時差の関係でとても分かりにくいのだが,日本時間ではすでに1月28日(土)になっているのだが,日付変更線を越えたためにまた1月27日に戻ってしまった。現在1月27日1:00(日本時間では28日3:00・・・つまり17時間遅れている)ロス・アンジェルス。快晴。広がる大地。そして,縦横にどこまでも続く道路。おびただしい数の住宅街。やはり,アメリカ大陸だ。

 思ったより早く着いたので,そんなにあわてることはなかったが,入国審査の後すぐに再び荷物の預け入れ,続いてリマ(ペルー)への搭乗手続きを行った。ず〜っと飛行するより,少々歩くなどした運動する方が気分転換になっていいのだが,入国および出国手続きには妙な緊張感がある。

 12:30にはリマ行きの飛行機に乗った。(日本時間28日5:30)前回に続いて窓際の席だったが,翼のちょうど真横でほとんど下方が見えずに残念。今回も8時間30分の長時間フライト。機内では,自分演奏のピアノ曲(約5時間)を聞きながら,笹本稜平の長編小説「極点飛行」をかなり読んだ。前回に続いて隣の席が空いていたので楽だった。初めは眠くて少し寝たが,後半はかなり本が読めた。(日本では,今頃金管バンドの発表会が終わったころかなと思いながら,この日記を書いている。)
 飛行機を乗り継ぐので,国によって時差に違いがあり,時間感覚が分かりにくい。リマ時間23:50(日本時間28日13:50・・・つまり14時間遅れている)に給油のためリマに到着した。リマ空港では,3枚の写真を撮っただけでほとんど何もすることがなかった。こちらでは真夜中だが,空港ということで店は開いていて,ファルクフォーレの路上バンドが演奏していた。いかにも南米アンデスといった感じだった。もう少し聞いていたかったが,そんな時間もなかった。 

 なが〜〜い一日だった!

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